どうして間伐(かんばつ)が必要なの?
良質な木材を作るために必要なことなのです。
間伐材(かんばつざい)とは、森林の成長過程で密集化する立木を間引く過程で発 生する木材のことです。樹木を間引いてあげることで、森林内の地面に太陽光が届くようになり、下草が生 育しやすい環境ができるのです、また、土壌の流出防止にも繋がることから、土砂 災害防止のためにも役立つのです。
間伐は、人工林や里山など人の手が入った人工林で行われます。まっすぐで綺麗に 育たなかった樹木を中心に伐採し、木材としての利用価値が高いと思われる樹木を
残していくのです。
間伐は森林を健全に保ち、木を強くします
間伐しないと「もやし状」の木に…
間伐を行うことにより、残った木は幹が太く枝葉がしっかりとした健全な木に育ちます。その結果、天災等に強い健全な森林となります。間伐を行わないと、下枝が枯れ上がり、どの木もヒョロ~としたモヤシ状になってしまいます。こうなると、風雪害を受けやすくなり、時には壊滅的な被害を受けることもあります。